電気子時計を正確に駆動させるには、30秒ごとにパルスを送る「親時計」が必要です。
これまではESP32やRaspberry Piで自作に挑戦してきましたが、長期安定性を確かめるために実機であるSEIKO QC-5510Rを購入しました。

QC-5510R外観
▲ 金属ケースが存在感抜群のSEIKO QC-5510R。

自作機との比較

ESP32自作機

  • NTP同期を試みたものの、数日で時刻ずれが発生
  • 小型・安価だが、長期運用の信頼性に不安あり

Raspberry Pi自作機

  • NTP同期は安定。子時計駆動はほぼ正確
  • 外観や駆動音を「本物」と比較検証するには情報が不足

SEIKO QC-5510R(実機)

  • 業務用で実績ある高い安定性
  • CITIZEN製親時計に比べ、駆動音は非常に静かだが、かすかに微かな音が聞こえる
  • 大きめの金属ケースで設置にも映える

各機種の主要スペック

同期方式

  • ESP32自作機:NTP(不安定)
  • Raspberry Pi自作機:NTP(安定)
  • SEIKO QC‑5510R:内蔵タイマー+外部同期可

駆動音

  • ESP32自作機:モーター音大きめ
  • Raspberry Pi自作機:比較的小さめ
  • SEIKO QC‑5510R:かすかに駆動音が聞こえる

メンテナンス性

  • ESP32自作機:手作り部品ゆえ部品調達や組み立てが必要
  • Raspberry Pi自作機:Linux運用が前提で、ソフトウェア更新が必要
  • SEIKO QC‑5510R:純正部品の交換や調整がしやすく、信頼性高い

今後の計画

  • 長期安定性テスト:1ヶ月、3ヶ月運用して時刻ズレを測定
  • 音響解析:静音性を数値化し、自作機と比較
  • 子時計の統一:同じSEIKO製子時計を揃えて駆動精度を最大化

この記事が、親時計選びや自作に挑戦される方の参考になれば幸いです。次回は長期テスト結果をレポートしますので、お楽しみに!