茨城県 某市の教育委員会様から、廃校で取り壊し予定の学校に設置されていたNational製音声調整卓(WL-616)を譲り受けました。
到着時には、既に長年使用されてきた歴史を感じるような雰囲気でしたが、実物が手元にあるというだけでテンションが上がります。

▲ 到着時の様子。ずっと触ってみたかったNational製の卓です。
National製との初対面
実は、個人的にNational製の卓を触るのは初めてでした。
小学校・中学校時代はTOA製、高校はPanasonic製のものを使っていて、勤め先でもNational製を使う機会はあまりありませんでした。
ただ、最近はいくつかの学校でNational製を見ることがあり、チャイムが鳴り終わる時に「ブツっ」というノイズが入るのが独特だなと感じていました。これはアンプの電源を直に切っているからだそうです。
解体作業と運搬
譲り受けの手配後、市教委の方に校内を案内していただき、夏の暑い時期に解体作業を行いました。
幸運にも静岡県在住の放送設備マニア(TAKI)さんが手伝いに来てくださり、かなりスムーズに進めることができました。

▲ 解体中の一コマ。夏場だったため汗だくでの作業でした。
取り外した部品は何度かに分けて、それぞれスペーシアと私の車へ積み込み、無事に学校から運び出すことに成功。
想像以上に時間と手間のかかる工程でしたが、廃棄される前に引き取ることができて本当に助かりました。

▲ 部品をバラバラにして積み込むところ。地道な作業でした。
福島県のアパートで再組み立て
運搬後は、福島県のアパートへすぐに設置。部品を組み上げて配線をしていきます。
どうにか音が鳴るように復旧できたときは、正直ホッとしました。
そして、思い出のある「給食のお皿とお盆」を広げて、昔の放送委員会さながら給食風の雰囲気を再現。
放送卓の上で食べるなんて実際はNG行為ですが(笑)、ノスタルジーを感じながらの食事もまた一興です。

▲ 給食の再現と放送卓の組み合わせは、当時の学校行事を思い出させます。
今後は時間を見つけてメンテナンスを行い、使えるところはしっかり使って、また違う用途にも応用できないか考えてみようと思います。
それでは、また進展がありましたらブログで報告します!